ルーレットとは?

ルーレットとは?

 


「ルーレット」は、円状のルーレット盤に象牙で作られた玉を投げ入れ、どの枠に玉が入るのかを当てるゲームです。


ヨーロッパの王侯貴族たちが愛したゲームで、玉を入れる時のディーラーの優雅な手さばきや、華やかなゲームテーブルの雰囲気などから、「カジノゲームの女王」と呼ばれるほどカジノでは崇高な存在です。実際に、本場のカジノでもカジノフロアの中心に設置されていることが多く、つねに多くの人だかりができています。



また、日本でも「女性がプレイしたいカジノゲーム」の第1位を獲得するほど人気があります。現在、ルーレット盤は「アメリカンタイプ」「ヨーロピアンタイプ」「英国式」の3種類があります。



1) アメリカンタイプ

アメリカ、カナダ、韓国など、多くのカジノで採用されている主流のルーレット盤で、38個のスポットで構成されています。


また、数人のディーラーがゲームを進行する昔のヨーロピアンタイプとは異なり、1人のディーラーでもゲーム進行ができるように、アウトサイドのかけ枠をすべて一方によせたレイアウトテーブルを採用しています。



本場のランドカジノでは、チップの色がプレイヤーごとに異なるため、1ゲームにおけるプレイ人数が6~7人に制限されていますが、枠の外であればカラーチップがないお客さんでもカジノチップで参加することが可能です。






2) ヨーロピアンタイプ

ドイツ、フランス、イタリア、オーストリアなど、ヨーロッパを中心に採用されている昔から存在するルーレット盤で、37個のスポットで構成されています。


また、昔のヨーロピアンタイプはアウトサイドのかけ枠が左右両方ついていたため監視ディーラーが4人必要でしたが、現在は1人のディーラーでもゲーム進行ができるように、アウトサイドのかけ枠をすべて一方によせたレイアウトテーブルを採用しています。



本場のランドカジノでは、テーブルのサイズがアメリカンタイプよりも大きく、チップが統一されているのでプレイヤー人数に制限はありません。






3) 英国式

マカオ、シンガポールなど、新鋭のカジノリゾートで採用されているタイプです。


37個のスポットで構成されたヨーロピアンタイプのルーレット盤に、その他の要素としてアメリカンタイプを取り入れた形式になっています。




ルーレットの歴史

ルーレットは、1655年頃フランスで誕生し、その後ヨーロッパ各国に広まったといわれているカジノ最古のゲームです。


もともとは確率を計算するための道具として数学者が発明したもので、それがヨーロッパの王侯貴族や上流階級の社交場での遊びとして形をかえていったそうです。そのような高貴な歴史があり、現在でもルーレットがないカジノ施設が存在しないほどメジャーなゲームになっています。


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